静岡市葵区のキズ・ヘコミの板金塗装事例（トヨタ・クラウン）

▼修理前

静岡市葵区のトヨタ・クラウンの修理のご依頼を承りました。

駐車場の障害物と接触してしまい、損傷を受けました。
会社の社長様の運転手ですので、平日使用です。連休返上で5日間で仕上げました。

<修理内容>
左リヤドア・・・・・・板金塗装
左ロックピラー・・・・板金塗装
左リヤフェンダー・・・板金塗装

▼赤枠で囲っているところが、損傷の酷い箇所です。

▼リアドアに線キズとヘコミができています。

▼ロックピラー（タイヤ前部分の鉄板）とリアドアにかけてもキズと深いへこみがあります。

▼まずはへこみの修正から始めます。
作業効率を上げるため、付属品はすべて取り外しました。
損傷部分の塗装を削り、鉄板が出た状態で専用の金具を溶接して引っ張りだします。あとはハンマーで叩いて高さ調整をし、形をととのえます。
パテに頼りすぎないよう、元の形に戻すと仕上がりがよくなります。

写真は、パテを塗り終えたところです。出来るだけ薄く塗りつけるようにします。

▼リヤドアのへこみ修正の様子です。
リヤドアのプレスラインの逆アールは、慎重に引っ張らないと歪みが大きくなってしまうので気を使います。

▼パテを乾かし、硬化させています。ヒーターを使用して短時間で乾燥させます。

▼パテが乾いたら、数種類のペーパーを使用して研磨をします。粗目の番手のペーパーから細目へと変えながら、丁寧に研磨をします。

▼パテ研磨が終わったら、周辺をマスキングして下地処理剤のサフェーサーを吹き付けます。

▼サフェーサーはパテ研磨の際のキズを消し、また防水・防錆効果が得られます。

▼塗装箇所以外は、塗料が入り込まないようにしっかりとマスキングをしておきます。
当社で調色したカラーベースを塗布しました。1回にベットリと塗装するのではなく、数回に分けて塗装します。色を重ねるたびに乾燥させます。
カラーベースの次にクリアーを吹き付けます。しっかりと乾燥させます。

▼塗装箇所に付着した小さなブツ（ホコリなど）を取り除き、丁寧に仕上げ磨きをします。
最後に洗車と車内清掃を済ませてお客様にお渡しします。

元通りになったお車を見てご満足いただけました！

この度は当店のご利用誠にありがとうございました。（＾人＾）感謝♪

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